ベジタぶー

生き残りたい。健康になりたい。楽しく生きたい!

適応障害になりました。⑦~健康への道 導入編~

こんにちわ!
農業系栄養士の妹です!

無職になって規則正しく健康第一の生活を送っている妹に対して、同居の兄は仕事をそつなくこなし遊びに全力投球。
仕事の後や休みの日は、テニスやバンドや飲みなどで倒れかけながら遊びまくっています。
お互いの生活を尊重し合って適度な距離感で過ごすことが、同居円満の秘訣だなぁと感じている今日この頃です。快適です。


さて、今回は試してみた健康法についてまとめていきたいと思います!

私の健康への道は、勉強&実践をひたすら繰り返すことでした。
原因が分からない体の不調というのは、何科に行けば治るよというものがありません。
最近知ったのですが、うつ的な病気はは症状が出てもそれに伴う脳の変化は認められていないそうです。
なので症状をみながら対処していくという形になっているらしいです。
このあたりが、うつか怠けかで偏見にさらされる要因のひとつですね。

わたしはメンタルクリニックに通っていますが、薬はもらっていなく、問診で症状を話しても「そうですか、様子を見てまたきてください」と言われて終わることもしばしばです。

そんなときに、ここを治療してみるといいよ!とかこの視点からアプローチしてみたらどう?とか言ってくれる人はいませんでした。
ジムとかでいったらパーソナルトレーナーみたいな感じでしょうか?そんな人がいればいいなーと思っていました。

クリニックの先生に頼れない、まわりにも同じ境遇の人がいないとなったときにどうしたかというと、とりあえず適応障害やうつや健康にまつわるものについて調べ、実践する。
これの繰り返しでした。
結局何が自分にはまるのかを判明させることができれば勝ちなんだと思います。

うつ症状一つとっても、それはストレスの根本原因が取り除かれていないのか、それとも栄養素不足によるうつ症状の現れなのか、骨の歪みによる自律神経の不調によるものなのか、、、数え切れないほどの原因(予測)と治療法が出てきます。

そのどれが自分にはまるのか、予測を立てて実践する。それを続けて効果がなかったら、違う方法を試してみる。

根気と時間と、時にはお金も必要ですが、健康はそれだけ大切なものです。
健康なら大体のことはできますし、毎朝起きたときに体に不調がないというのは奇跡みたいなことだなぁとこの冬改めて感じました。
せっかく自分の健康と向き合う機会が訪れたので、こうなったらたっぷり向き合い、病む前より調子の良い、365日健康いきいきわくわくライフを送ることを目標にしています。


思ったより前書きが長くなったので、具体的な内容は次回にします。
のんびりお付き合いください~

適応障害になりました。⑥~休職中に読んだ本~

こんにちわ!農業系栄養士の妹です!

今回は休職中に読んだ本をまとめたいと思います。
はじめて適応障害になったので、その仕組みや対処法を知りたくて色々と読んでみました。
大まかに3つに分けてみます。


適応障害について

 「ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術」
 「適応障害のことがよくわかる本」
 「なんで私が適応障害!?暗闇の中で光を見つけた私。」

まずはここです。
適応障害って何なんだろうというところを知りたかったのではじめに読みました。
「ストレスと適応障害」はストレスを受け続けた時、体のなかでどんなホルモンが出てどこの神経が興奮して体に不調が起こるのかというようなことが詳しく書いてあったので、私は面白くて読んでいました。
ただ、そこまで興味ないよって方は他の二つのほうが読みやすいと思います。

本以外にネット記事もいろいろ読みました。
ブログは検索するとどんどん出てくるのでついつい読んでしまいました。
具体的に他の人は、症状が治まるまでどのくらいかかって何をしていたかとか、そのときの心情とかが気になっていました。
でも、あまり読みすぎると自分との比較をしてしまうので(この人は2ヵ月で復帰したのか~とか)、症状も状況も人それぞれで、比べることに意味はないなと気づいてから、読み方には気をつけるようになりました。
みんな頑張ってるなー、私も頑張ろう!という感じで読むのが一番ですね。


②健康に近づく方法

 「ココロの不調回復 食べてうつぬけ」
 「血液栄養解析を活用! うつぬけ食事術」
 「西洋医が教える、本当は速効で治る漢方」
 「血流がすべて解決する」
 「首を整えると脳が体を治しだす」
 「100の科学的メソッドと40の体験的スキルから編み出した 最高の体調」
 「スタンフォード式 疲れない体」
 「スタンフォード式 最強の睡眠」

健康に関する本が一番多かったです。
わたしは東洋医学に興味がとてもあるので、そっち系の本が多くなりました。
適応障害は、ストレスから遠ざかると6ヶ月以内に回復するとされています。
大体回復に向けての方法としては、朝起きて夜眠り、適度な運動、食事をするというような規則正しい生活を心がけることがメインとなってきます。
でもそれをしているだけでは治らない部分があったので、自分のに気になった方法を勉強していきました。
全ての本から試してみたいことを実践していきました。
勉強、実践の繰り返しです。
なかでも、「最高の体調」はおすすめです。多角的に健康へのアプローチがされていて、かなり参考にしました。


③メンタル

 「幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門」
 「まわりみち極楽論 人生の不安にこたえる」
 「人間関係が楽になる アドラーの教え」

あとはメンタル面に関するものです。
今までは、ストレスを感じていても特に健康に過ごしていたので気にしていませんでしたが、適応障害になってからもろにストレスが体調不良に繋がってしまったので改善せざるを得ませんでした。
なので、物事の捉え方をかえたり、自分の弱点も認めるといったことを練習していきました。
心理療法ACT入門は実践方法も載っているので実践しやすいです。


本を読むときは公園とか自然の多い所で読むのがお勧めです。
森林浴で心身ともに健康に近づきリラックスしながら本を読むのはとてもいいです。

ざざっとタイトルを羅列しただけですが、私自信色々なブログを読み良い本やアプリや健康法ないかなーと探していたので、参考になれば幸いです。


次回は、実践してみた治療法や健康法についてです!
ではまた~!

適応障害になりました。⑤~休職中の過ごし方~

こんにちわ!農業系栄養士の妹です!

今日は休職中の過ごし方について書いていきます。

休職して、まずやってくる事実は

めちゃめちゃ時間ある

ということでした。

当たり前ですね。やることなにもなくなったわけですから。
人生の中でこんなに時間があるのっていつぶりだろうと考えたら、2歳ぶりでした。
幼稚園に入ってから社会生活が始まり、なんやかんやと今に至るので突然空白の時間がたくさんできて最初かなり戸惑いました。
健康であればどこへでも遊びに行けるのですが、そうはいかないのが厄介なところです。
かといって何もしないと一日が長いし、嫌なことを悶々と考えてしまうのでできることを探していきました。

わたしが主にやっていたことは、

 散歩
 森林浴
 ピラティス
 家でできる体操
 ストレッチ
 ハンドメイド
 大人の塗り絵
 本を読む
 映画・アニメを見る

です。
メインは散歩です。
休職中といえど生活リズムが乱れるのは体調回復のためによくありません。
起きれないときはしょうがないのですが、なるべく

朝起きる
散歩して日光を浴びる
夜寝る

ということを心がけました。
日光を浴びるのは体内リズムやホルモンバランスを整えるのにとても効果があります。
それに適度な運動になるので運動不足になりがちな休職中には最適です。
でも体調の悪い日は無理せずごろごろしていました。

適応障害の時の一番大事なポイントは、

頑張らない
自分を責めない 

だと思っています。
わたしは基本頑張りたい性格なのでこれは結構厄介でした。
なので一生懸命頑張りませんでした。

一日外に出られないと、反射的に「こんなんじゃだめだ!」と思うのですがこれを、「そんな日もある。大丈夫~」と変換していく作業です。
頑張らないということを仕事のように思えば、だんだん慣れていきました。

やっていたことを分類してみます。

①体の健康づくり

これは森林浴、ピラティス、家でできる体操、ストレッチです。
体を適度に動かすことで血流を良くしたり、気持ちをリフレッシュしたり。
頭痛やめまいに効くツボを押してみたりと、本やネットをみて色々試してみました。

でもわたしは割と気持ちが先走るタイプで、体調がそんなに回復していないときに部屋でTRFのダンスエクササイズを踊ってみては気持ち悪くなって倒れたり、ピラティスやろうと意気込んで教室に申し込んだけど体しんどくて全然リラックスできなかったりすることもありました。
焦らず自分のできるラインを見つけるのが大切ですね。

森林浴は科学的にもめちゃめちゃ健康への効果が高く、自律神経を整えたり、腸内細菌が増えて免疫機能が高まったりとたくさんの効果があるそうです。
なので、読書するときも散歩するときも瞑想するときも、なるべく自然が多い所へ行くようにしていました。


②こころを楽にする

色々あって休職に至ったわけですから、なにか思い出したくないこととか、この先の不安とかがあるわけです。
それを考えると気分が落ち込み、気分が落ち込むと体調が悪くなる、という負のスパイラルに陥ります。
でも、楽しいことを考えよう!とか、嫌なことは忘れてしまえばいい!なんて思ってもなかなかできません。
そこで、なにか没頭できるものを探しました。

そして結構はまったのが、ハンドメイドと大人の塗り絵です。

ハンドメイドは、布巾に柄を縫い付ける刺し子や、ポーチ、ティッシュケース、トートバック、ブックカバーなどなど。
実用品を作るのが楽しくて、慣れたころには友達のオーダーを受けて作ったりもしてました。
作ってプレゼントすると、「え!すごーい!こんなの作れるの!」と褒めてもらえるので謙遜しつつ鼻高々でした。
着なくなった服とかで作っていたので、コストもゼロ円で経済的な趣味になりました。

大人の塗り絵は、自律神経を整える効果があるとネットに書いてあったのでやってみました。
ネットで検索してみると無料で印刷できるイラストがたくさんあったのでこちらもコストゼロ円でした。
好きなイラストを印刷して塗ってると確かに没頭できて、綺麗に仕上がると嬉しいのでこれも楽しかったです。

③インプット&楽しみ

基本的に何かを学ぶことが好きなので本をたくさん読もうと思いました。
とにかく早く体を治したくてしょうがなかったので、適応障害に関する本や健康に関する本を色々と読んでみました。
読んだ本については、また次の回でまとめたいと思います。
本を読むときはちょっとでも運動しようと思って、踏み台昇降しなから読んだり、ストレッチしながら読んだりしていました。
もちろん森林浴しながらも定番でした。

あとは映画やアニメを見ました。
最初は人生について深いテーマのあるものとかをみたかったのですが、友達に勧められたのはちびまるこちゃんでした。
なるほど!と思いました。
こういうときはまるちゃんくらいライトでほのぼのしたものを楽しむのが良いかもしれません。
わたしは結局アメーバで無料になっていたスラムダンクを見てました。
懐かしいですね。


一日の流れとしては、

7時  朝起きる
   朝日を浴びる
   朝ごはん
   軽い体操やストレッチ
   読書やアニメを見る
12時 お昼ごはん
   散歩とかハンドメイドとか好きなことをする
19時 晩ごはん
   大人の塗り絵
23時 寝る

みたいな感じです。
全然一日だらだらしている日もあるし、だるくて頭痛して起きれない日もありました。
すぐに気持ち悪くなって寝たり、なんにもできない日が続いたりもしました。
そんなときは自分を責めそうな自分を一旦冷静に観察し、なんにもできない自分を認めることの繰り返しです。

とりあえず、自分が楽に過ごせたり、少しでも楽しいなと思う瞬間を少しずつ作っていくことが大切だと思いました。
今日起きて、寝た。
それだけでえらいです。
自分をとことん甘やかしましょう。


こんな感じで休職期間を過ごしていました。
次回は、この期間に読んだ本を紹介していこうと思います。

ではまた~

適応障害になりました。④~休職してからの変化~

こんにちわ!農業系栄養士の妹です!

さて、手続きが終わり休職期間に突入しました。
今回はその時の過ごし方について書いていこうと思ったのですが、休職に入ってからの体調変化について書いていたら結構いっぱいになっちゃったので今回はその辺までにしておきます。
適応障害になりました。編が長々と続きそうですが、良ければお付き合いください~


今回はまず、休職に至るまでにたくさんありがとうを言いたい人たちがいます。
体調不良中のわたしに関わってくれた人たちです。

いつも集まっている畑の仲間やまわりの友達はとても心配してくれ、具体的にアドバイスをくれたり話を聞いてくれたりしました。
会社の仲良くさせてもらっていた上司は、今後どのような働きかたをしていけるか相談にのってくれました。
同居の兄は、心配しすぎずかといって無関心でもなく良い距離間で接してくれました。

本当にまわりにいる人たちは大事です。
感謝しかないです。
みんなのアドバイスがなければどうなってたかまじで分かりません。

普段から何個かコミュニティをもっていると強いかもしれません。
会社以外で、利害関係のない仲間がいると素直に相談できるし、みんな大人なのでなかなか知識をもっていたりします。
顔の広い友人は、今後の仕事の不安を相談した時に人事をやっている人を紹介してくれてアドバイスをもらったりしました。
さまざまな立場の人から意見をもらい、健康のこと、キャリアのこと、具体的な手続きのことなど
色んな角度から考えることができました。

なにより、つらいときにつらいと言える人がいるのはとても大きいです。

まわりに信頼できる人さえいれば生きていけると思いました。
まじです。
この恩は元気になってから、少しずつ返していきたいなーと思ってます。


さぁそして、休職期間に入ったわけですが、治療っぽいことと言えば病院でもらった薬(クロチアゼパム錠。不安をなくす薬)を飲んでいることくらいで、あとはたくさん寝て、会社のことを一切忘れるようにして、食べれる範囲で食事をしました。
一週間もすると何だかめちゃめちゃ元気になって、友達にはなんかきらきらしてるよと言われました。
実際体調がすごく良くなり、嫌なこともなくなったので人生ハッピーという感じでした。
治ってよかったよかったと思っていました。


しかし、そこから再び体調不良がやってくるのです。

体調がよかったので友達と遊んだりごはんを食べに行ったり、年末はなかなか楽しく過ごしていました。
しかし、年明けくらいから徐々に体調が悪くなっていきました。
症状としては、微熱、頭痛、だるさが毎日続くという感じです。
体温は毎日37.0℃くらいでした。
体温が高いせいかすぐ疲れて気持ち悪くなり、外を散歩してても一時間くらいで家に帰ることもありました。
電車に長時間乗っているのもしんどかったので、あまり遠出はしませんでした。
毎日体調が悪いことに疲れる毎日です。

すぐに治ると思っていたのでこれはかなりしんどかったです。
休職前は仕事にいかなければ治る!と思っていたので、その当てが外れてこんなはずでは、とお先真っ暗になった感じです。
このまま治らないのかなぁと思うと、「消えたい。」と思ってぼーっと外を眺めて一日おわるなんてことも結構ありました。
なんの欲も湧かず、会いたい人も食べたいもの行きたいところもありませんでした。

そんな精神状態なので、友達から来た連絡も一カ月くらい返せなかったりしました。
から元気な返事をするのも、つらいよと伝えるのも、それをやる気力が全くないのです。
でも本当にわたしは友達に恵まれてると思うのですが、わたしが返事をしなくても友達は怒ったり催促してくることもなくただそっとしといてくれました。
やっと返事ができた時には、「大丈夫~?ゆっくり休みなよ」といい感じの距離感で接してくれました。

いっぱいいっぱいになっているときには、連絡がたくさん来るとそれに応えられないことに罪悪感を覚えるし、かといって放置されるとどんどん相談できなくなって内にこもっていってしまいます。
なので、気にしているよというサインを残しつつ、そっとしておくっていうのが最善かなとわたしは思いました。
立場が逆になったらそうしよう思いました。
勉強になります。


そして、体調が悪くても寝たきりというわけではないし、
寝ていると夜寝れなくなってそれも困るのである程度やることが必要になってきます。
自分の体調を観察しつつ出来ることを少しずつやっていきました。


次回は休職中に何をして過ごしたかについて書いていきます。
今度は本当に書くよ~

適応障害になりました。③~休職をえらんだ理由~

こんにちわ!農業系栄養士の妹です!


適応障害と診断されて休職することになったわけですが、なぜ休職を選んだのかというところについて書いていきたいと思います。

適応障害になり、今まで通り仕事を続けられなくなった場合、
大きく分けて3つの選択肢があると思います。

  1. 上司に相談し、働き方に配慮してもらう。ex.時短や異動など
  2. 休職する。
  3. 退職する。

一番やってはいけないと思うのは、無理し続けて状況を変えないまま働き続けることです。
わたしは体調不良になってから2ヶ月半働いて休職しましたが、
仕事に行かなくなっても体調不調が治らず、現在体調不良から6ヶ月たっていますが未だに全快しません。

こうなってから、もっと早くやめておけば良かったと後悔しました。
仕事を辞めればすぐに治るものだと思っていたので、これは精神的に結構やられました。


わたしの場合、1は相談しましたが会社の理解を得られなかったので無理でした。

1ができる人は相談したほうがいいかもしれません。
休職も退職も今後の生活に不安が出てくることは避けられないので。

でも気をつけてほしいことは、ストレスの原因が特定の人であればその人とはなるべく関わらないように話を進めてほしいです。
難しいとは思いますが、、

なぜかというと、わたしは休職するぞ!と思ったときに食欲が戻り、ごはんが食べられるようになった時期がありました。
しかし、いざ休職するというときに上司から来たメールを読んで、その瞬間からまたごはんが全く食べれなくなったということがありました。

ストレスがダイレクトに体調に影響を及ぼします。
これは予想以上です。
気にしなければいいとかそういう問題ではないです。
どんなにポジティブに考えようが、知らないふりをしようが、すぐに体に出てきます。
自分は今までの自分ではなくて、病気なんだという自覚をもったほうがいいです。

わたしはすぐに退職しようかと思いましたがネットの記事を読んでいたら、
退職を考えていたとしても一旦休職するのがお勧めだと書いてあったのでそれを参考にしました。

理由としては、
心身ともに不調の時は思考もマイナスになるので、一旦時間を置いて判断したほうが懸命だということ。
さらに、退職となるとそれに伴い会社との調整、国民健康保険、年金、ハローワークなどの手続きを行わなくてはいけません。
これが結構しんどいです。

休職であれば、やらなければいけないのは傷病手当の申請くらいなのでかなり負担が少ないです。
実際、気軽に出かけられる体調ではなかったので、あの時退職していたら大変だっただろうなぁと思います。

会社を休職し、傷病手当をもらうことにしました。
傷病手当をもらう際にはネットで調べました。↓
https://snabi.jp/article/151

会社とのやりとりとしては、医師の診断書を送り傷病手当を受給したいという旨を伝えました。
ちなみに休職してからの連絡は、上司からラインできたのでラインでのやり取りで全て済みました。
これはラッキーでした。

話をしたくないというのももちろんありますが、なにか嫌味とかいわれるとそれによって体調が悪化するのでそれがなにより怖かったです。
なので、それ以外の会社からの連絡はフルシカトしました。
精神病んでいるので話せないという正当な理由があるので、シカトして大丈夫です。(多分)
わたしは休職後に復帰する意思がほぼなかったので遠慮なくシカトしました。


傷病手当の申請の手順としては、ネットから申請書をダウンロードして印刷し、本人欄記入。
それを病院にもっていき担当医欄を記入してもらいます。
それを会社に郵送し、会社が健康保険組合に申請する流れになっています。

わたしは12/12から傷病手当を受給することになったので、12/12から1/12までの分を1/12以降に提出することになります。
(後から気づいたのは12/12から12/31までに区切って1月から月ごとに申請する方法のほうが分かりやすかったかもしれません。どっちにしてももらえる額や手順は同じです。)
基本的に1カ月ごとに提出するように言われていました。

ブログなどを読んでいると3カ月分まとめて書いてもらいましたーと書いてあるものもあるのですが、わたしの病院は月2回通院しないと書けませんということでした。
保険組合に問い合わせたら、月に一回受診してひと月毎に提出してくださいとのことでした。
傷病手当金は休職中で収入がない期間に生活していくための制度ですが、1/12に申請した傷病手当が振り込まれたのは4/7でした。

会社にもよると思いますが、なかなか時間がかかるのですぐにお金が必要だという人は要注意です。


次回は休職中の過ごし方についてです!
人生初の休職期間、試行錯誤が始まるよ~

適応障害になりました。②~休職に至る~

こんにちは、農業系栄養士の妹です!

適応障害第二弾です。

農業系栄養士ってすごく健康そうですが、病気のブログを書くことになるとは思いませんでした。
人生色々です。


11月に初めて心療内科を受診し、
「これはうちの所見か分からないので、一度内科で血液検査を受けてください。」
といわれてからも、相変わらずな日々を送っていました。


2018年12月

12月になりましたが仕事や研修で忙しく、病院にはいけませんでした。

忙しかったのもそうですが、10月から病院に3箇所行きましたが、どこでも解決策が見つからず原因が分かりませんという反応なので、行くのにもだんだん疲れてきました。
徒労感と諦めです。

それに毎回、いつからこうなってここが悪くて、と自分の体調の悪さを説明するのもエネルギーが必要でストレスだったので、余計病院には行きたくなくなっていきました。

体調が悪い旨を上司に相談しましたが、緊急性は伝わらなかったようで対応はしてくれません。
私の勤めていた会社は慢性的な人手不足だった為、休みをとりたいという希望もとおりませんでした。

毎日吐きそうになりながら電車に乗り、心を無にして働き、お弁当に持っていったお粥を食べて薬をのみ、めまいを堪えながら終業を迎えるという感じでした。
これがずっと続くかもしれないと思うと、生きる気力が湧きません。
そんな生活を送っていると、気づいたら部屋でぼーっと泣いていることが多くなり、死にたいなぁと思うようになっていきました。

何がその要因かと考えてみると、

①仕事場での人間関係のストレス
②上司と会社への不信感
③体調不良の中、毎日仕事に行かなければいけない疲労感(もはや絶望感ですね)

の3つが大きかったと思います。

そんな状況で友人に会うと、わたしは表情が全くなく全然楽しそうに話せていないらしく、めちゃめちゃ心配され、半ば怒られながら会社を休むように促されました。
それでもわたしが「行かないと現場まわらないし~」とか「休んだら○○に迷惑かけるから~」と渋っていると、

「本当に鬱になったら、何年も引きこもってどこにも行けずに誰とも会わずに何も楽しいと思わずに過ごし続けるかもしれないんだよ!会社のことなんてどうでもいい、自分のことだけ考えろ!」と脅されました。

こういう状況になると、本人はまともな判断が下せません。
具合が悪くても、一応立って歩けるんだから仕事に行かなきゃ、私がいないと仕事が回らない、休んだらそのあとが大変だ、などなど色々なことを思って休まないのです。

そもそも適応障害になる人は、
真面目で、責任感が強くて、完璧主義で、人に頼るのが苦手で、というタイプの人が多いので仕事を休むという判断に至るのは、かなりのまわりの後押しがないと厳しいかもしれません。


2018年12月12日
友人の後押しや体調の悪化を受け、一回目とは別のメンタルクリニックを受診し問診の末、
「典型的な適応障害ですね」と言われ、

適応障害により就業困難と認めます」

という診断書をもらいました。
一旦仕事から離れて体調を整えることを優先しましょうという話をし、会社を休職することにしました。


一回目では認められなかったのになぜ認められたかはおそらく、
風邪と思われる所見がなく、食欲不振やにおいや音に敏感で頭痛やめまいが日常的に起こるというところが、適応障害の症状と合致したのではないかと思います。
あとは、問診を受けて仕事のことや症状のことを説明している際に号泣していたので、そのあたりも精神的に病んでいると判断されたかもしれません。
また、今回のメンタルクリニックは大手で回転寿司的に効率よく回っているところだったので、診断書が比較的書いてもらいやすかったこともあると思います。

一刻もはやく診断書がほしい方は、回転寿司はお勧めですが、(近所の評判の良いクリニックは1ヶ月まちだったので、その前にしぬ!と思いました)
本格的に治療したいのであれば、そのクリニックの方針とか治療法とか雰囲気をきちんと調べて選んだほうが良いと思います。
回転寿司はその後の治療には私は不向きでした。


メンタルクリニックでは、問診のほかに白紙に木をかくテストと血液検査を行いました。
診断書料も込みで、初診で8360円でした。(高っ、、!!!)

薬はクロチアゼパム錠を処方されました。
これは不安をなくす薬なのですが、正直仕事に行かなければ治ると思っていたのであまり飲みたくなかったのですが、回復の手助けになるものだということで指示通り服用することにしました。

やっと休職です。
この時点で私は、これでさくっと治して仕事復帰だ!と思っていましたが、ここから長い道のりのはじまりでした。


次回は、なぜ休職という選択肢を選んだかについてと、休職にあたって必要な手続きなどについてです!

まだまだ続くよ~

適応障害になりました。①

こんにちわ、農業系栄養士の妹です。

久々の更新です。
今回は農業と関係なく、この冬私に襲いかかった病気について書いていきます。
誰にでも起こりうる、身近な病気です。
参考にしていただければ、幸いです。


私は、健康にだけは自信がありました。
健康診断はもちろん毎回問題なし、便は一日3回でるし、食欲旺盛、布団に入ったら3秒で寝ます。

そんな私が、適応障害になりました。
誰だってなるんです、適応障害
そんな適応障害の、発病から診断、社会復帰に至るまでの経緯をお話します。
(あくまでも私個人の経験です。)


そもそも適応障害とは?
適応障害は、環境にうまくなじめないことによって生じる心のトラブルです。
うつや不安、睡眠障害や食欲不振、頭痛やめまいなどの健康障害などを示すことがあります。

私が適応障害を発症するに至る最初の症状は、些細な風邪からでした。


2018年10月

職場でトラブルがあり、揉めてイライラして帰りました。
その日の夜から風邪をひきました。
ただの風邪だと思っていましたが、それがなかなか治らない。
内科で薬をもらっても、いくら寝ても治りませんでした。
38度の熱に加え、お腹に激痛が走ることも。
しかし内科では原因不明と言われ、解熱剤や痛み止めをもらうだけでした。
高熱が出ない日でも毎日だるく、吐き気のする日が続きました。
そんな体調不良が続き、10月は仕事を2回欠勤、3回早退しました。


2018年11月

体調はどんどん悪化していきました。
喉の炎症で声がほとんどでなくなりました。
微熱、頭痛、吐き気、咳、気持ち悪さ、めまい等の症状が毎日でした。
病院を変えてみましたが、風邪薬をたくさん出され、服用してもあまり効果はありませんでした。
その後、スマフォやテレビを見てるだけで気持ち悪くなり、食べ物の匂いも受けつけず、お粥と果物しか食べれなくなりました。

1ヶ月で5キロ痩せました。
45kg→40kg
私の身長が159cmなので40kgだと、この時BMIが15.8です。ちなみにBMIとは体重と身長の関係から肥満度を示す体格指数のことで、22.0で標準、18.5以下で低体重とされているので、かなりやばかったです。


体調不良を友人に相談していたところ、

 「心療内科に行ってみたら」

と勧められました。

健康な人間の弱点は、病院を知らないことです。
基本的に今までずっと健康だった私は、病院の種類すらよく知らなかったのです。

勧められるがままに近所の心療内科を受診しました。
診察前にテストをやりました。
こういうのです↓
https://utsu.ne.jp/self_check/
そして問診。

結論から言うと、なんとも言えないとのことでした。
どういうことかというと、内科の所見になるか、心療内科の所見になるか判断がつかないということです。

まず、心療内科の先生は、これだけ長い間体調が悪いのに、血液検査をしていないということに驚いていました。
普通であれば、まず第一に、血液検査をして炎症所見がないかを調べるのだそうです。
白血球数やCRPの値が高いと体内で炎症が起きているということが分かります。
炎症があれば内科の所見になり、炎症がないのに体調が悪いとなるとそれは精神が原因と見るそうです。
ストレスで37度はでるけど、38度はでない。
咳やのどの炎症は風邪の症状だけど、音に過敏になるのは精神の典型だし、風邪だけで5キロ落ちることはないといわれました。

体の問題と心の問題が同時進行している場合はもちろんある、ということですが、
血液検査の結果がないと判断がつかないので内科に行ってみてください、ということで終了しました。


とりあえず、精神的なことが原因なのかも?というところまでたどり着きました。やっとです。
初めての心療内科、知らないことを知れておもしろかったのですが、ここからさらに体調は悪化の一途をたどります!

次回は、病名決定から休職に至るまでです!
では、また!