ベジタぶー

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適応障害になりました。②~休職に至る~

こんにちは、農業系栄養士の妹です!

適応障害第二弾です。

農業系栄養士ってすごく健康そうですが、病気のブログを書くことになるとは思いませんでした。
人生色々です。


11月に初めて心療内科を受診し、
「これはうちの所見か分からないので、一度内科で血液検査を受けてください。」
といわれてからも、相変わらずな日々を送っていました。


2018年12月

12月になりましたが仕事や研修で忙しく、病院にはいけませんでした。

忙しかったのもそうですが、10月から病院に3箇所行きましたが、どこでも解決策が見つからず原因が分かりませんという反応なので、行くのにもだんだん疲れてきました。
徒労感と諦めです。

それに毎回、いつからこうなってここが悪くて、と自分の体調の悪さを説明するのもエネルギーが必要でストレスだったので、余計病院には行きたくなくなっていきました。

体調が悪い旨を上司に相談しましたが、緊急性は伝わらなかったようで対応はしてくれません。
私の勤めていた会社は慢性的な人手不足だった為、休みをとりたいという希望もとおりませんでした。

毎日吐きそうになりながら電車に乗り、心を無にして働き、お弁当に持っていったお粥を食べて薬をのみ、めまいを堪えながら終業を迎えるという感じでした。
これがずっと続くかもしれないと思うと、生きる気力が湧きません。
そんな生活を送っていると、気づいたら部屋でぼーっと泣いていることが多くなり、死にたいなぁと思うようになっていきました。

何がその要因かと考えてみると、

①仕事場での人間関係のストレス
②上司と会社への不信感
③体調不良の中、毎日仕事に行かなければいけない疲労感(もはや絶望感ですね)

の3つが大きかったと思います。

そんな状況で友人に会うと、わたしは表情が全くなく全然楽しそうに話せていないらしく、めちゃめちゃ心配され、半ば怒られながら会社を休むように促されました。
それでもわたしが「行かないと現場まわらないし~」とか「休んだら○○に迷惑かけるから~」と渋っていると、

「本当に鬱になったら、何年も引きこもってどこにも行けずに誰とも会わずに何も楽しいと思わずに過ごし続けるかもしれないんだよ!会社のことなんてどうでもいい、自分のことだけ考えろ!」と脅されました。

こういう状況になると、本人はまともな判断が下せません。
具合が悪くても、一応立って歩けるんだから仕事に行かなきゃ、私がいないと仕事が回らない、休んだらそのあとが大変だ、などなど色々なことを思って休まないのです。

そもそも適応障害になる人は、
真面目で、責任感が強くて、完璧主義で、人に頼るのが苦手で、というタイプの人が多いので仕事を休むという判断に至るのは、かなりのまわりの後押しがないと厳しいかもしれません。


2018年12月12日
友人の後押しや体調の悪化を受け、一回目とは別のメンタルクリニックを受診し問診の末、
「典型的な適応障害ですね」と言われ、

適応障害により就業困難と認めます」

という診断書をもらいました。
一旦仕事から離れて体調を整えることを優先しましょうという話をし、会社を休職することにしました。


一回目では認められなかったのになぜ認められたかはおそらく、
風邪と思われる所見がなく、食欲不振やにおいや音に敏感で頭痛やめまいが日常的に起こるというところが、適応障害の症状と合致したのではないかと思います。
あとは、問診を受けて仕事のことや症状のことを説明している際に号泣していたので、そのあたりも精神的に病んでいると判断されたかもしれません。
また、今回のメンタルクリニックは大手で回転寿司的に効率よく回っているところだったので、診断書が比較的書いてもらいやすかったこともあると思います。

一刻もはやく診断書がほしい方は、回転寿司はお勧めですが、(近所の評判の良いクリニックは1ヶ月まちだったので、その前にしぬ!と思いました)
本格的に治療したいのであれば、そのクリニックの方針とか治療法とか雰囲気をきちんと調べて選んだほうが良いと思います。
回転寿司はその後の治療には私は不向きでした。


メンタルクリニックでは、問診のほかに白紙に木をかくテストと血液検査を行いました。
診断書料も込みで、初診で8360円でした。(高っ、、!!!)

薬はクロチアゼパム錠を処方されました。
これは不安をなくす薬なのですが、正直仕事に行かなければ治ると思っていたのであまり飲みたくなかったのですが、回復の手助けになるものだということで指示通り服用することにしました。

やっと休職です。
この時点で私は、これでさくっと治して仕事復帰だ!と思っていましたが、ここから長い道のりのはじまりでした。


次回は、なぜ休職という選択肢を選んだかについてと、休職にあたって必要な手続きなどについてです!

まだまだ続くよ~